Our Purpose
コーチ・エィのパーパス
私たちは、世界中の人が
対話に参加できる機会を創り出し、
社会に貢献しています。
人は関わりの中に存在します。
しかし、他者と関わり続け、そしてコラボレートすることは決して容易なことではありません。
その理由は、私たち一人ひとりが主観をもつからです。
互いの「違い」は、時に関わることを躊躇させます。
それでも、より複雑で不確実性を増す世界の中で未来に向けて前進するために、
他者とのコラボレーションはさらに重要性を増すでしょう。
関わりの中に自らの主観を持ち込み、多様性の中で違いを乗り越え、
世界に新しい視点、新しい意味、そして新しいコンテクストを創り出すプロセスが「対話」です。
多くの人が自らの主観を持ち込んで対話に参加し、そこで新たな意味や変化を共創する、
それこそが、組織、会社、社会の未来を創造していくと考えています。
コーチは「対話」のエージェントです。
私たちコーチ・エィは、世界中の人が対話に参加できる機会を創り出します。
コーチ・エィのエグゼクティブコーチは、
クライアントが組織変革に取り組むためのパートナーです。
コーチ・エィの哲学
組織変革へのアプローチ システミック・コーチング™
コーチ・エィのエグゼクティブコーチは、クライアントが組織変革に取り組むためのパートナーです。
複数の多様な構成要員で成り立つ組織は、設計図通りパーツが配置され、それぞれが決められた通り機能する機械とは異なります。組織を作る一人ひとりが意思を持ち、互いに相互作用しあい、成長し、変化します。
組織を変革するにあたり、まるで組織を機械のように外から診断し、問題個所だけを特定して、そこだけを直そうとしてもけっしてうまくはいきません。細胞同士が常に相互作用し合う人間の体のような複雑な環境下においては、全体の環境、つまりは組織の文化や日々繰り返されるルーティン、メンバー間の関係性を変えることから取り組まないと、組織自体は変わりません。
つまり、組織の中の誰かだけを取り出し、そこだけ変えようとしても組織は変わらないということです。
私たちは、クライアントの組織変革をご支援するために、「システミック・コーチング™」というアプローチをとります。
システマティックという言葉が指し示す意味が、「プラン通りに組織化されているあるシステムの一部になる」ということであるのに対して、システミックとは、「全体システムに働きかけること」を意味します。
組織には、その構成要員が日々無意識に繰り返している数多くのルーティンがあります。
ルーティンは、組織の中に当たり前のように存在している前提(捉え方)から生まれる反応的な行動パターンです。組織が変わるということはこのルーティンが変わるということに他なりません。またルーティンは日々のコミュニケーションによって維持、強化されています。
上司の役割は部下を正しい方向に導く、という前提が組織の中にあれば、おのずと上司の部下へのコミュニケーションは、指示やアドバイスというルーティンが繰り返されますし、部下も上司に指示を仰ぐというルーティンが繰り返されます。
互いに部門を超えて領空侵犯はしない、という前提があれば、たとえ役員会議で他部門の発言に違和感を覚えても、それに対して意見を述べない、コミュニケーションしない、そういったルーティンが当たり前のように繰り返されます。
このようなたくさんのルーティンによって作り上げられている組織に働きかけ、その変革を目指すのがシステミック・コーチング™です。
システミック・コーチング™においては、リーダーの「主体化」が重要視されます。
主体化とは、組織のパーパスと自身のパーパスを接続させ、組織の存在意義に自分なりの意味を見出した人が至る心身の状態です。主体化した個人は、外部観察者に留まることなく、内部参加者の視点を手にします。
生き物のように複雑な組織は、外部者視点をもつ複数の人がいくら集まっても、それだけで変化させることは出来ません。内部参加者視点を持って、当事者として変革に取り組む人が組織の中に数多く現れないと、理想的な組織の姿も、練りに練られた変革のロードマップも、どこかで頓挫してしまうことでしょう。
私たちのシステミック・コーチング™では、コーチングによって主体化したリーダーの物理的な数が増え、そのリーダー達の対話こそが、全体システムとしてのルーティンを変える力として機能します。
組織開発型のコーチングにおける3つの基本的な思考
プロセス・オリエンテッド、エビデンス・ベースト、リザルト・フォーカスの3つの基本的な考え方の元に、システミック・コーチング™は成り立っています。
- プロセス・オリエンテッド
- コーチングと職場での実践およびフィードバック。これを繰り返すことで、リーダーに求められる、変化に迅速に対応し決断する能力を開発します。
- エビデンス・ベースト
- 独自のアセスメントでデータ収集と分析を行い、現状の正確なポジションを本人にフィードバック。多数のリサーチツールとリサーチ実績がこのアプローチを支えています。
- リザルト・フォーカス
- コーチングの成果は、組織全体に現れるビジネスインパクト。業績向上や離職率低下、生産性向上、コミュニケーションの強化など、組織におけるポジティブな変化を目指します。