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2022年10月14日

株式会社コーチ・エィ(代表取締役社⻑:鈴⽊義幸)は、コーチング研究所の調査レポート「組織のパーパスを示すリーダー VS 変化を推進するリーダー」をアップデートし、最新版を公表しました。このレポートでは、「組織のパーパスを示すリーダー」の部下は、「変化を推進するリーダー」の部下と比較すると、「自己効力感」が高く、「主体的なアクション」を起こしていることが明らかになっています。

本調査について

今回の調査は、2012年9月~2018年2月に行われた前回調査のデータに、2022年3月までのデータを加えて再分析したものです。期間の延長に伴い、対象人数も2,220人から4,402人へと大幅に増加しました。

本調査は、リーダーに期待する要素として最も回答が多かった2つの項目、「パーパスを示すこと」と「変化を推進すること」に着目したものです。今回の再分析では対象人数が大幅に増加しましたが、結果については前回と変わらず、リーダーが組織の存在意義について部下と対話することは、部下一人ひとりが自信を持ち、積極的に新しい行動を起こす後押しになっていることがわかりました。



「組織のパーパスを示すリーダー」とは、新しい視点ややり方を取り入れることよりも、組織のパーパス、つまり存在意義や方向性について部下と対話することを優先しているリーダーを指します。一方、「変化を推進するリーダー」とは、新しいやり方を積極的に取り入れることを最優先し組織のパーパスについてあまり部下と対話をしないリーダーを意味します。

平時におけるコミュニケーションレベルの差はない、この2つのリーダー群で分析を行いました。

《調査概要》

調査対象:リーダー310人の部下、4,402人
調査内容:Leadership Assessment (LA)
調査期間:2012年10月~2022年3月

本調査結果の詳細はこちらからご覧いただけます。

コーチング研究所とは

コーチング研究所(CRI)は、株式会社コーチ・エィのリサーチ・研究部門です。 リーダーの行動や業績向上を実現する際の「人と人」の関係性に着目し、 コーチ・エィが培ってきた「組織へのコーチング」の経験と数多くのリサーチ実績をもとに、人と組織の状態を可視化する活動をしています。また、コーチング研究所のリサーチデータは新商品の開発や既存のサービスの品質向上に活用されています。

活動内容

  • リーダーや組織に関する調査研究
  • 組織における「人」や「関係性」に関するリサーチ手法の開発
  • コーチングの成果・機能のメカニズムの解明

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株式会社コーチ・エィ

コーチ・エィは、1997年に時代に先駆けて日本でコーチング専門トレーニングをスタートさせたコーチング・ファームです。世界5ヵ所に拠点を構え、5つの言語(日本語、英語、北京語、広東語、タイ語)でグローバルにサービスを提供。個々人の成長の支援にとどまらず、個人を取り巻く関係性に焦点をあて、組織全体の成長を支援する対話型組織開発を展開しています。また、リサーチ部門のコーチング研究所(CRI)の分析データを基に、エビデンスに基づいたコーチングを行うとともに、豊富なコーチング実績のデータを解析して、リーダーシップと組織活性化のメカニズムやコーチングの有用性などに関するレポートを発表しています。

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