2024年10月03日

 当社は、2024年9月に発刊された『Becoming an ICF Credentialed Coach: The Journey to ACC, PCC and MCC - Practice Insights from ICF Assessors』の中で、MCC*¹ でICFアセッサー*² でもある当社の平野 圭子が、37人の共同執筆者の一人として参画したことをお知らせいたします。

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書籍概要と平野執筆および共著パートについて

 本書では、ICF認定資格であるACC、PCC、MCCの取得申請時に受験者が提出するコーチングセッション録音に対して、どのような基準や視点でアセッサー(評価者)が評価しているのかを、世界的に活躍するアセッサー37名が数十章にわたって明らかにしています。 
 本書の特徴は、PCCマーカー*³ をはじめとする、アセッサーが使用する評価基準が1か所にまとめてわかりやすく掲載された点、また、受験者が「コア・コンピテンシー」*⁴ をどのように体現すべきかを詳細に明らかにした点であり、レベルに限らずICF認定資格の取得を目指すすべての方へのガイドとなり得ます。

 コーチ・エィの平野は、10章「Exploring Competency 8: Facilitates Client Growth」の共著者として、また、第27章「The Dynamic Process」の著者として本書発行に参画し、平野が約25年にわたって蓄積してきたコーチングの知見はもちろんのこと、経験豊富なアセッサーとしての視点を提供しています。 
 第10章「Exploring Competency 8: Facilitates Client Growth」では、「コア・コンピテンシー」の「クライアントの成長を促進する」をテーマに、クライアントの学びを本人の行動へと変容させ、クライアントの自立性を促進するために、コーチがクライアントとどのように関わるべきなのかを、共著者2名とともに解説しています。
 第27章「The Dynamic Process」では、「コーチでない状態からコーチになること」と「コーチであり続けること」の違いに触れながら、継続的な学習への取り組みを通じて、コーチの考え方を身につけることの重要性を説いています。

*¹ MCC
国際コーチング連盟のICF認定資格の一つである、マスター認定コーチ(Master Certified Coach)を指す。受験資格には、200時間の専門トレーニングの修了、10時間のメンター・コーチング、35名以上のクライアントとの最低2,500時間のコーチング実施実績が必要。
*² ICFアセッサー
ICFの資格取得申請者が提出するコーチングセッション記録の評価者を指す。なお、ICF(International Coaching Federataion)とは、世界最大規模のコーチの非営利団体である、国際コーチング連盟を指す。
*³ PCCマーカー(Professional Certifed Coach Marker) 
アセッサーがプロフェッショナル認定コーチ(Professional Certified Coach)のコーチングセッションを評価する際に、その内容がICFのコア・コンピテンシーに該当しているかを判断する際に使⽤する指標を指す。
*⁴ コア・コンピテンシー
ICFがまとめたコーチングの実践に不可欠な要素を指す。

著者経歴

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平野 圭子(Keiko Hirano)
慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。1997年株式会社コーチ・トゥエンティワンの設立に参画、コーチとしての活動をスタートする。コーチ・トゥエンティワン設立時に、提携先の米国コーチ・ユニバーシティとのコミュニケーション担当として参画、海外のコーチやコーチ業界とのパイプ役として活躍。さらに、コーチ・トレーニング・プログラムや新システムの開発と制作、および、米国、中国、台湾、南米などの海外コーチの育成に従事。
近年は、海外赴任する日本人、および日本に駐在員する外国人のエクゼクティブ・コーチとして、リーダー開発に携わる。国際コーチング連盟理事(2002年〜2004年)。日本コーチ協会理事長(2018年〜2019年)。2018年には国際コーチング連盟(ICF)より「コーチング業界発展に世界で最も貢献した6人」の一人として「The Circle of Distinction」を受賞。

書籍情報

発売 2024年9月
出版社 Libri Publishing Ltd
言語 英語
仕様 ペーパーバック 358ページ
販売

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