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2024年04月15日

コーチ・エィは、「コーチングの隠れた大事な要素:文化の違いをいかに扱うか? アフリカのリーダーから学ぶ、文化の違いを超えてコラボレーションを創出する方法」をテーマにしたオンラインプログラム「Groovy」を、2024年4月26日(金)に開催いたします。

コーチ・エィでは、当社でコーチングを学んで活用されているお客様向けに、コーチングの能力を高めるための学習機会を提供し続けています。そのひとつであるGroovyは、世界で活躍するプロフェッショナルコーチと共に、コーチングの哲学や最新のトレンドなどを学ぶプログラムです。

4/26開催のプログラム内容

今回のGroovyでは、アフリカ全土で10年にわたりエグゼクティブ・コーチングを行い、Thinkers50にも選ばれるなど世界的な注目を集めるナンクホンデ氏をお招きし、私たちの考え方やコミュニケーション、働き方に深く影響を与える「文化」について理解し、その違いを認めながら、組織や個人を成功へと導くためのコーチングのマインドセットやスキルについて学びます。

文化は私たちのアイデンティティを形成する一方で、私たち自身はその文化的影響や他文化との価値観の違いについて、深く理解しているわけではありません。この文化への洞察の欠如は、私たちの考え方や行動に制限をもたらす可能性があります。

例えば、益々その重要性が高まっている「多様性を活かす」取り組みをみてみると、日本企業においては、西洋的な考え方に基づき、西洋のトレンドに追随する傾向があります。これは、組織開発やマネジメント、コーチングの領域で使われている理論や手法の多くが、アメリカやヨーロッパの文化から生まれたものだからです。多様性を活かしてコラボレーションを生み出そうとするとき、西洋以外に私たちが学ぶべき視点を提供してくれる地域はないのでしょうか?

その一つが、アフリカ大陸です。アフリカ大陸は、数十から百を超える異なるエスニックグループが共存しています。ザンビアだけみても、73の異なるエスニックグループが一つの国を形成しており、その言語や価値観は大きく異なります。このような特徴を持つアフリカには「互いの違いに向き合う力」「違いを活かして協働する力」「強い個ではなく、強いコミュニティを築く力」があり、私たちが学ぶべき素晴らしい知恵がたくさん存在するのです。

ナンクホンデ氏がアフリカの職場環境におけるベストプラクティスをもとに開発した「ザンガ・コンピテンシー・フレームワーク」を通じて、私たちが職場での目標達成に利用できる文化的側面や、私たちを制約する可能性のある文化的側面を真に理解する方法を手に入れましょう。

開催概要

  • 開催日時:2024年4月26日(金) 8:00-9:30
  • テーマ:「コーチングの隠れた大事な要素:文化の違いをいかに扱うか? アフリカのリーダーから学ぶ、文化の違いを超えてコラボレーションを創出する方法」
  • 開催形式:オンライン配信(Zoom ウェビナー)
  • 参加費:7,700円(税込)
  • 定員:100名(コーチ・エィでコーチングを学んでいる方及び卒業生、定員になり次第締切り)
  • お申込み:コーチ・エィ アカデミアのメンバーページよりお申し込みください

※本プログラムは同時通訳を入れて開催いたします。
※海外在住の方は、税金分は免除になります。

ナンクホンデ カソンデ-ヴァン デン ブルック(Nankhonde Kasonde-van den Broek)氏のプロフィール

ナンクホンデ氏は、国際的に活躍するエグゼクティブコーチであり、組織変革を支援する活動家、起業家です。過去12年間で、アフリカ7カ国を中心に50以上の組織や1,200人以上のクライアントをコーチしてきたほか、20年以上にわたり、多国籍企業や国際組織、政府を支援し、様々な分野で大規模な変革をもたらしています。国際連盟では10年以上のキャリアを積み、世界各国で国際開発に携わってきたほか、出身地であるザンビアやアフリカ全体の経済や開発にも大きく貢献しています。

その成果は目覚ましく、2021年にマーシャル・ゴールドスミス・コーチング&メンタリング賞を受賞し、2023年にはThinkers50によってコーチングのレジェンドと認められています。さらに、2021年から2023年までの3年間、Global Guru initiativeで世界の注目すべき30人のコーチの一人に選ばれるなど、その活躍は国際的に広く知られています。

ナンクホンデ氏はこのような国際的な経験を通じて、欧米を中心とした「ローコンテキストな文化」と、自身の出身地であるアフリカの持つ「ハイコンテキストな文化」との違いによる組織マネジメントの課題に直面し、リーダーとしてのあり方を探求しています。

現在は、アフリカにおけるエグゼクティブ・コーチングに関する歴史的、および新たなリーダーシップの手法を共有するための活動に取り組んでおり、自身のコーチングモデルに関する初の著書を執筆中です。