株式会社コーチ・エィ(東京都千代田区、代表取締役社⻑:鈴⽊義幸)は、「取締役会と企業文化に関するアンケート」を実施し、その結果をまとめたレポートを発行したことをお知らせします。
取締役会の実効性向上に向けたサービスを提供するコーチ・エィは、2021年3月に公開された「コーポレートガバナンス・コード改訂案」および「投資家と企業の対話ガイドライン改訂案」を踏まえ、世の中の取締役会に関する意識を調査する目的でこのアンケートを実施しました。当社公式メールマガジン WEEKLY GLOBAL COACHの読者、当社運営のコーチング情報Webメディア Hello, Coaching! のユーザー、その他当社のお客様など、企業の社内外取締役を含む324名から回答を得ました。
今回のアンケートの特徴は、取締役会の企業文化への影響や、取締役間および取締役と社員とのコミュニケーションに焦点を当てている点です。以下に、主な設問と回答結果をご紹介します。
1.取締役会は企業価値向上に貢献しているか
回答者全体では「取締役会は企業価値向上に大いに貢献している・貢献している」との回答が5割に達したものの、取締役会関係者(取締役、監査役および取締役会事務局)とそれ以外での回答には大きな差があり、取締役・取締役会の社員への影響の薄さ・対話の少なさを推察させる結果となりました。
また、取締役会の実効性を高めるために重要と考える項目については、順番は異なるものの上位4位には、取締役会関係者とそれ以外の回答で同じ項目が並びました。
● 取締役会の実効性を高めるために重要なこと
- 多様なメンバーで取締役会を構成すること
- 中長期の経営方針・戦略を議論し決断すること
- CEOの執行状態に対する意見と、またそれに対し明確な評価をすること
- 取締役会の役割・目的を棚卸し、再構築し、進化させること
2.取締役間のコミュニケーション
取締役会関係者が対話している相手は社内の取締役が最も多く、次に執行役員という結果でした。社外取締役とは定例会議以外ではあまりコミュニケーションの機会を設けていない関係者が多いことがわかりました。
■調査概要
調査名:取締役会と企業文化に関するアンケート
調査期間: 2021 年2 月10 日(水)~2 月28 日(日)
調査対象:・コーチ・エィ発行のメールマガジン"WEEKLY GLOBAL COACH"の読者およびコーチングポータルサイト "Hello, Coaching!"ユーザーで企業/組織で働く方々、取締役会に携わる方々
調査方法:WEB アンケートでの回答
有効回答数:324 名
▼フルレポートは下記URLよりダウンロードしてご覧ください。
https://biz.coacha.com/download/dacg01.html
■本件に関するお問合せ
株式会社コーチ・エィ コーポレート・コミュニケーション
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